第125話

#99 山田
1,875
2018/02/26 16:31
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あすかは










最後まで自分より人の事で












俺のことをよく知ってる













でも、あすか。

ひとつ間違ってるよ、















あすかがお荷物なんて

ほんとは誰も思ってなかったんだよ。










知 「 僕 .. 鈴木さんが

なにか企んでること 、ほんとはしってた。

知っててもあすちゃんがやられてるとこ

見て見ぬふりしてた。ごめん..ごめんなさい」














泣き崩れるとはこのことを言うんだ、


ごめん



とだけ言いながら泣き崩れ膝から崩れた知念。












その後すぐ






有 「俺も ..知ってた。

鈴木さんに 言われたんだよ、だから..

あーちゃんは何もやってないことくらい

見なくてもわかったことなのに。

騙されたフリをしてた、」











あすかが残した手紙を強く握り



かすかな声でそう、確かに言った大ちゃん。





中 「 あすかは衣装破いてない..

なにもやってない 。けど俺らは

暴言罵声暴力 、 あすかは耐えた ..

ずっとずっと耐えてた 、

俺も知念と大ちゃんと同じ。

ずっと気づいてた、わかってたんだ 。」










ここにも。またひとり。










鈴木さんは


いつのまにかその場から消えてて




その後 圭人と髙木が



圭 髙 「 うすうす ..気づいてた。

なにかがおかしいな、って。

あすちゃんはほんとは ..って、

けど 何も言わずに.. 。

俺らも共犯だ、」














薮くんや伊野ちゃん、光くんは

ずっと黙って俯き


ぽろり、と涙を流した。













でも俺は許さない。




「 もう、遅いんだよ。」

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