第142話

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2018/03/26 00:08
「 大ちゃん、きたよ。」















なんていって病室に入って声をかけても


戻ってくるはずはない。












大ちゃんがHey! Say! JUMPに

いられなくなって早5ヶ月。



















「 私の .. せいだ」












あの時大ちゃんが私を助けたから。









ほんとに、ほんとに

申し訳ないな。なんて。











_______________

「 大ちゃん 」



...

____________

「 だーいちゃん!」


...

____________________


「やっほー」

...

____________




何日来ても

何回来てもそれは変わらない。



大ちゃんは

目を覚まさない。















大ちゃんは私をかばい刺され


ずっと意識不明。



あれからずっと目を開いていなくて


大ちゃんがHey! Say! JUMPの輪から


消え私の心に大きな穴が空いた。





ぽっかりと。

大ちゃんは私のせいで..

そう思えば思うほど穴は大きくなった。











ごめんなさい。


こんなわたしで。






ずっときっと大ちゃんを待ってるから。











2日


3日




1週間



3週間





1ヶ月





2ヶ月






3ヶ月




4ヶ月





大ちゃんのお見舞いは


毎日欠かさずきてたのに



変わらなかった。


私も大ちゃんも。

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