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私は忘れてたのかもしれない
涼介を押したのは鈴木さんだってこと。
涼介を怪我させることが出来たのに
他のメンバーを怪我させることはできない?
あまいにも程がある。
「「「 大ちゃん .. 」」」
「「「「薮くん !」」」」
今回は1人じゃなかった。
なぜか。
それは上から当たるはずの証明が
何らかの事故で外れ上から落ちたから。
薮くんは足あたりを。
大ちゃんは体全体を
強く打ち
無駄に大きな照明の下敷きになった。
「涼介..大ちゃん達大丈夫だよね。」
隣にいた涼介に聞いた
山「 あいつらなら大丈夫だよ。」
自分も心配してるのに
自分も心配で不安で押しつぶされそうなのに
笑顔でこちらを見て
私の手を握った
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。