ええっとつまりユズリンは、
・今は愛知県のクロックズ商店街のアイス屋の裏にいる?
・誰かに追われている?
・私に助けを求めてる?
まだ確かじゃないけど、
旅行好きのユズリン家なら愛知県にいてもおかしくない。
Wi-Fiは持ち歩けるものがあるし。
じゃあなんでプリ画像で直接私に連絡しないの?
私は手当たり次第にユズリンとした会話を読み返す。
あった。
++++++++++++++++++++++++++++++++
++++++++++++++++++++++++++++++++
これが2週間前か。
私はユズリンにプリ小説でサインを送ることにした。
ユズリン。
この小説にコメントすればいい。
やった!
お母さんはスーパーに行くと、そこでパートしてる香澄さんと長話するから…。
今ならユズリンのところに行ける。
コメントしなくても、大丈夫。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。