第14話

おとまり・いんざはうす ~中編~
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2017/11/26 14:09
どうやらそれぞれのものが出来上がったらしい。
肉の焼ける香ばしい匂いが漂う。
ふーっ!サラダ出来上がりー
ハンバーグ焼けたぞー!
あなた

スープもできました!

私が作ったのはコンソメスープ。
父は単身赴任で、母は編集社に勤めて夜遅くにしか帰ってこない。
そのため料理を作ることには慣れていた。
いっただきまーす!
いただきます。
あなた

いただきます!

夏さんの焼いたハンバーグは肉汁がたっぷりでジューシー。
樹の作ったサラダは新鮮で美味しい。
私の作ったスープは……まあまあだったけど。
樹達が喜んでくれたならよかった。
ごちそーさま!
あなたのスープ美味しかったよ!
うん!旨かった!
ごちそうさま、あなた。
あなた

いえ!こちらこそごちそうさまでした。

樹が後片付けを始める。
お、お前後片付けしてくれる?
じゃ俺走ってくるー
あなたちゃんも行かない?
あっ!ずるい!
僕も行きたい!
やーだね!お前皿洗っとけ!
いこ、あなたちゃん!
あなた

あっ、はい!




夏さんと夜闇へ駆け出していく。
あなた

あの…夏さん…速いです……!

なぜか走るのがめちゃくちゃ速い夏さん。
そういえば樹が、夏さんは陸上部だと言う話をしてたっけ。
ああ、ごめん。
ちょっと休もうか。
あなた

はい…ありがとうございます…。

すぐそこにある公園のベンチで休憩することに。
そこに座ると、夏さんが話しかけてきた。
なあ。あなた、って呼んでいい?
あなた

は、はい。

夏さんが、私の目を見て言う。
改めて聞くけど、あなたは樹のこと好きなの?
あなた

…はい。私は、樹が好きです。

そっか。俺にもチャンスあるかなーって思ってたから。
ちょっと悔しい。
あなた

………。

今日あったばっかだけど。
いわゆる一目惚れ、ってやつ。
あなた

えっと。
ありがとうございます。

会ったばかりの夏さんにそんなことを言われてびっくりした。
驚いてなにも言えなかったけど、この想いは、胸にそっとしまっておこうと思う。















あとがきコーナー😉
Belle
Belle
うおー。
書いてて超急展開でしたw
おはこんばんちわ!belleですよ🐱
こんばんわー!お元気ですか?
こんかいはシチュエーションが半端ないですねw
ほんわか樹君派か、肉食系夏兄か。
意見割れそうですね(うるせえ黙れw)
すまぬ、リアル忙しかれ?
頑張ります!もう一作の方も!
私のやる気を引き出すためにも!
いいね&コメント待ってますよ😃
Belle
Belle
まったねー!


belle

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