どうやらそれぞれのものが出来上がったらしい。
肉の焼ける香ばしい匂いが漂う。
私が作ったのはコンソメスープ。
父は単身赴任で、母は編集社に勤めて夜遅くにしか帰ってこない。
そのため料理を作ることには慣れていた。
夏さんの焼いたハンバーグは肉汁がたっぷりでジューシー。
樹の作ったサラダは新鮮で美味しい。
私の作ったスープは……まあまあだったけど。
樹達が喜んでくれたならよかった。
樹が後片付けを始める。
夏さんと夜闇へ駆け出していく。
なぜか走るのがめちゃくちゃ速い夏さん。
そういえば樹が、夏さんは陸上部だと言う話をしてたっけ。
すぐそこにある公園のベンチで休憩することに。
そこに座ると、夏さんが話しかけてきた。
夏さんが、私の目を見て言う。
会ったばかりの夏さんにそんなことを言われてびっくりした。
驚いてなにも言えなかったけど、この想いは、胸にそっとしまっておこうと思う。
あとがきコーナー😉
おはこんばんちわ!belleですよ🐱
こんばんわー!お元気ですか?
こんかいはシチュエーションが半端ないですねw
ほんわか樹君派か、肉食系夏兄か。
意見割れそうですね(うるせえ黙れw)
すまぬ、リアル忙しかれ?
頑張ります!もう一作の方も!
私のやる気を引き出すためにも!
いいね&コメント待ってますよ😃
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。