樹の家からの帰り道。
樹と手を繋いで、二人で歩く。
なんて。
くだらないことで君と会話できる。
何気ないことかもしれないけど、私にはそれが嬉しいんだ。
てくてく歩く。変わって行く景色。
普段は家に帰ると真っ暗で、誰もいない。
電気のひとつもついていないから、どことなく寂しい気持ちになる自宅が見えてくる。
昨日の樹達の居る家とは違う、冷えきった家に帰るのが、嫌だった。
まだ、さよならはしたくない。
少しでも長く、近く、
君のあったかさに触れていたいのに。
そう言って、ひらりと手を振って、樹が歩き出す。
自ら、飛び込んでいった。
あったかい、樹の腕の中に。
樹がちょっと戸惑う。
そんなことはない。
でも…これだけは、言わせてね。
私は、 君が、
あとがきコーナー✨
というわけで!無事 「いっしょにかえろ?」を完結させることができました!
ホントに読んでくれたみなさんのおかげです!
感謝の極みです!w
(最終話の編集時点で)
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いただきました🎵
こんな拙い作品を読んでくださって本当にありがとうございました!
これからもこんな私をよろしくお願いいたします。
質問!
リバイバルを予定しています!
シチュエーションが
1.主人公×夏の組み合わせ
2.主人公&樹君がどっか行く
3.どれかのチャプターの樹君side
の三つからアンケートで決めたいと思います❗
コメントで回答してね😃
いかがでしたでしょうか?
皆さまが楽しめていただけたなら幸いです。
また次の作品でも、物語の世界にあなたをお連れできますように。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。