第3話

私の気持ち
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2017/11/05 15:10
《あなたside》






『はぁ〜どうやったら衣更先輩私に振り向いてくれると思う?』


「せ、拙者にはわからないでござるよ💦」


私が相談する相手は同じ1年の仙石忍くん。


2年生の衣更真緒先輩にお世話になってる者同士で仲良くなったんだ♪


『はぁ〜』


守「どうしたあなた!
ため息は幸せが逃げるぞ!」


『何でここいるんですか?先輩!』


急に現れた3年生の守沢千秋先輩。


忍くんの所属する流星隊のリーダーです。


守「いや、そろそろ練習を始めようと思ってな!
それで2人を探していたんだ!」


そうか。


今日私は流星隊のプロデュースだったんだ。


『あ、ごめんなさい。
忍くん話聞いてくれてありがと^^*
じゃあ行こっか♪』


仙「もちろんでござる!」


私たちはレッスンをするためにレッスン室に向かった。


1時間ほどしてからレッスンが終わりお開きとなった。


守「じゃあみんな気を付けて帰るんだぞ!」


深「それでは〜さようならです♪」


『はい!お疲れ様でした^^*』


2人が帰ったのを待ってたかのようにさっきまで無口だった翠が私に声を掛ける


高「あなた、送る。」


『ありがとう^^*
とりあえず鍵だけ返したいから返してくるね!
翠は先に下駄箱行ってて?』


翠「分かった。」


暗めの廊下を歩く翠と反対方向に歩き始める。



ー数分後ー

『ごめん翠💦お待たせ♪』


翠「そんなに待ってない。」


うそ。


翠の鼻は赤かった


そりゃそうだよね。だって今11月だもん。


寒い中待っててくれたんだよね。


そう考えると心の中がじわっと温かくなった。


けど、それは一瞬で崩れた


衣「ほらあんず?帰るぞー。」


衣更せん、ぱい?






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