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2017/11/03

第4話

あんず先輩
《あなたside》




衣「ほらあんず?帰るぞー。」


あ「ちょっと待って真緒くん!」


どうして先輩は……私を見てくれないんだろ。


私の少し奥で本当のカップルのように歩く2人。


私の方が衣更先輩を好きなのに……。


あんず先輩なんかよりも何倍も。


私の好きな衣更先輩はいつもあんず先輩を愛おしそうに見てる。


いつもその光景を見るたび胸が痛くて、目頭が熱くなって何かが込み上げてくる感じになる。


けど私なんかよりあんず先輩のほうがよっぽど魅力的なんだ。


あんず先輩のほうがTricksterに詳しい。


あんず先輩のほうが可愛い。


あんず先輩のほうが頭がいい。


あんず先輩のほうがプロデュースが上手い。


あんず先輩のほうが………




























衣更先輩にいちばん近いポジションにいる。






だめだ………そう考えてくるとキリがなくて涙が出そうになる。


翠「あなた………。」


翠の心配する声が聞こえたけどその声にも反応できないくらい私の心は弱っていた。


それくらい1歳という小さな差が私には大きく見えていた。


もう少しで涙が溢れそう……そんな時に限って


衣「おっ。あなたじゃん。
お疲れプロデュース終わったのか?」


どうして貴方は私を見るの?