無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

1,093
2017/12/06

第11話

あんず先輩と嘘
あなたside









『ッ…………­なん、で………あんず先輩。­』



あ「盗み聞きっぽいことしててごめんね……。
朝からあなたちゃん様子変だし真緒くんのことなんか勘違いしてるっぽくて気になって……。」


なにそれ、変?勘違い?


『勘違いしてるのはあんず先輩の方じゃないですか……。


そうやって余裕を私に見せつけないでください!
私は衣更先輩に好かれようと努力してきてたのに何も努力してないあんず先輩が好かれるなんて……。
余裕を私に見せつけてる以外他ないじゃないですか!

けど……あんず先輩には衣更先輩を譲ろうと思えた……
だって私なんかよりも可愛いし優しいし人当たりもいいし勉強できるし………それに』


なんでなんでなんで……なんでなの……。


いつもより辛い……


衣更先輩とあんず先輩が一緒にいる時より、

衣更先輩とあんず先輩が一緒に帰ってる時より、

衣更先輩があんず先輩に視線を向けてる時より、


どんなときよりも辛いのはきっと………


『私があんず先輩を慕ってたから余計なのかもしれない……』


少し落ち着いてきたはずの涙がまた頬に伝う


分かってたはずなのに……


あんず先輩を一番に尊敬してるのは私だってことを……


あ「あのね、私まだあなたちゃんに言ってないことがあるの……。」


『ヒック…はい……。』


この時少し覚悟してた


あ「私ね?本当は真緒くんのこと好きなんだ……」




ほら………ね?


やっぱりそういう運命だったんだよ……


『も、もう大丈夫ですよ……?
私衣更先輩のこと諦めますから……
どうかお幸せに―――。』


どうしよう……


涙か溢れてくるよ


諦めるって言っても本当はどこか諦めきれてないんだよ……。


凜月「はぁ〜あんず?」


凜月先輩があんず先輩に近づく


そして………


あ「あいたっ!」


頭にチョップ………?


『凜月、先輩?どうしたんですか?』


凜月「ど〜したもこうしたも全部嘘。
あんずったらタチ悪いったらありゃしないよ」


嘘?タチが悪い?


頭の中で意味のわからない言葉がグルグルしている。


あ「ごめんね!あなたちゃん!」


急に頭を深く下げるあんず先輩


急なことに涙も止まってしまった


『え。いや!え?どうしたんですか?』























凜月「だからあんずがま〜くん好きってことが嘘ってこと」



はい?