第3話

# 03
1,119
2017/11/02 14:50
柄でも 無いけどさ


こう 、何て 言うのかな 。


胸が 凄く 、ぎゅって 、苦しい 。








最近に なって


月が 浮かぶ 夜空に さえ


気付けば あなたを 映し出してしまう 。







何時もの 帰り道 、


ゆっくりと 募っていく


この 気持ち 。











「 好きやで 、あなたの 筝 、ずっと 」











言えなかった 一言を


白い 吐息と 一緒に 吐き出してみる 。





かけがえのない 存在 だから





早う 伝えたいに 決まってるやん 。









再度 夜空を 見上げる 。


月は 滲んで 上手く 見えなかった 。




プリ小説オーディオドラマ