第5話

# 05
947
2017/11/02 15:05
「 星 、むっちゃ 綺麗!」











昨年 、肩を 並べて 歩いた


この道 。


あなたは 当たり前の 筝を


特別な筝 かのように 言っていた 。








屈託無く 笑う その 笑顔に


その 瞳で 真っ直ぐ 捉える 俺の姿に


吸い寄せられて しまいそうな


そんな 感覚に なったっけ 。
















今年の 冬はさ


あなたを 強く 抱き締めよう って













「 好きやねん 」

















そう 伝えよう って


思っててんけどなぁ 。





ほら 、早う 起きて 。あなた 。


早う せんとさ 、


冬が 終わってまうよ 。

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