「…だ…まだ…起きろって。山田ってば」
んー、有岡の…声?
「うるさい。5歳児」
「ご?!」
「ふぁ~っ。眠い」
俺はベッドから降り、顔を洗うため洗面台に向か
あー、眠。
何時だよ
時計を見ると6時
時計の針は6時をぴったり指していた
んだよ
今日OFFだからまだ寝れんじゃん
洗面台まで行かず回れ右をし、ベッドに潜りこんだ
「山田ぁぁぁ!起きろ!マスターからの命令だよ」
マスターからの命令?
それより…
「なんでお前が俺の家にいるの?鍵は?」
「今からマスターの命令をきくため、鍵は開いてたよ。」
閉め忘れか
「って、山田はやく!」
「はいはい。」
こんなはやく行く必要があんのかね
9時頃でもいいじゃん
あと、2時間は寝れた
寝すぎか
そう思いながら着替えてると
「はやくー!」
有岡に急かされた
着替え終わり家を出た
そして秘密の部屋に向かう
簡単に説明すればHey! Say! JUMPしか入れない部屋
入口には暗証番号もついていて設備はいい
来るまで約10分
まぁまぁ近い
「とーちゃーっく!」
そんな事考えてたらいつの間にか着いたらしい
車を降り部屋に向かうと全員がいた
へー、そんなに大事なorder
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。