私と雪は癒魅の寝ているベッドに向かう
癒魅は布団に潜って寝てるみたいだ
雪が癒魅を揺する
が、癒魅は起きない
癒魅の布団を持ち上げる
そこには…見てはいけないものがあった
雪が覗こうとする
その雪の目を、私が手でおおう
雪が2人を呼びに行く
そしてすぐに2人が雪と来た
私は黙りながら癒魅の寝ているベッドに目を向ける
千牙とライは癒魅が死んでいるのを見て、厳しい表情になってる
多分私もそんな顔だろう
雪も…私達の表情で悟ったみたいだ…
癒魅が…殺されていた事…を…
雪が怒りだす
目に涙をうかべながら…
雪の周りに氷が浮かぶ
氷の先は尖っていて、刺さると痛そうだ
その時、ガガッという音がして、デッドの声が聞こえた
癒魅の事を言われて、正気に戻ったみたいだ
雪が少し笑う
私はトイレに向かった
トイレに入ると、ピコンという音が聞こえて、メールが届いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!