雪が扉を開けて入って行く
雪に続いて私、千牙、ライが扉に入る
すると…いきなり私の足元の床が抜けた
雪が氷の階段を作って助けてくれた
下を見ると、針山があり、後もう少しで八つ裂きになっていた所だった
ライに言われて上を見ると、矢が降ってきた
まるで矢の雨だ
千牙は、一足先に安全な場所に避難していたみたいだ
どうしてこうなる事が分かったのだろう?
雪が私の聞きたいことを聞いてくれる
私が千牙に質問しようとしたが、運悪くデッドから連絡がきたのと同時だった
千牙の言った事に私と雪は驚いたが、ライはそうでもないらしい
雪は心から謝っているみたいだが、ライは渋々謝っているみたいだった
歩いて5分ぐらいたったのに、何も起こらない
すると、ガチャッという音が聞こえて、大きな鉄球が後ろから転がってきた
私達は角を曲がる
ホッとした…が、なんと鉄球も曲がったのだ
ライが片手を後の鉄球に伸ばしながら走る
すると、鉄球が止まった
雪がいかにも怪しい宝箱を開ける
すると、いきなり落とし穴ができて、私達は落とし穴に真っ逆さまに落ちていった…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。