第6話

その晩。
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2017/11/04 23:35
学校では、その後、何事もなかったかのように振る舞った。

そして、家に帰って、また泣いた。

私は、まだ、彼のことが、『好き』なんだ。

なんでかな…

こんな記憶なら、もう、消してしまいたい…

その一心で、私はあるものについて検索した。

それは…「記憶消去薬」だ。

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