第48話

謎の瓶
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2018/04/25 12:26
私は、近くに行くと、最初に生きてるかどうか確認した。




少しでも、心臓が動いていたらと私は、思った。





なのに、誰一人、動いて無かった。





完全に死んでしまった。




私は、絶望的な気持ちになった。





それに、涙が出てきた。





でも、私は、諦めずに、試しに喋りかけてみた。






『爛先輩、華先輩、澪先輩、綾先輩、優希、目を覚まして。お願い・・・』







でも、返事は無かった。






私は、これからどうしたらいいか、混乱して分からなかった。





そもそも、先輩達はここに来るべきでは、無かった。





全部、殺人ピエロと財前樹里のせいだ。





もしかして、殺人ピエロと財前樹里を殺したら、皆、生き返るのかな?




そんなはずないと分かってるけど、そう思う事しかその時の私は、出来なかった。





それに、殺人ピエロの仲間も殺したい。







私の大事な人を私から奪ったから。







私は、殺気が湧き上がってきた。





しばらく考えてから、私は、壁をもう一度壊して、殺人ピエロとその仲間を殺しに探しに行った。




でも、そう簡単には、見つからなかった。







その時、音がした。





どんどん遠くなって行く。






もしかして、私に倒されるのがそんなに怖いのか。






それか、私の様子を見た後、帰って誰かに伝えるのか。





どっちにしろ、敵だ。






だから、私は、足音のする方へ近づいて行った。









そして、私に気づいたのか、足音がどんどん早くなっていった。









だから、私もどんどん早くした。









そして、足音が止まった。






私は、背後を見つけていた。







だから、足音が止まった場所も分かった。





放送室の前。






放送室にその人が入っていったのを私は見た。






だから、私も放送室の前まで行った。






そして、まずは、少し覗いて見た。






けど、誰もいなかった。






私は、気になって、扉を開けた。






やっぱり、人は誰一人居なかった。





でも、私は、徹底的に何か無いか調べた。





そして、見つけた。







小さな瓶があった。





その中には、緑の液体が入っていた。







怪しかったから私は、一様持っていることにした。





そして、また、殺人ピエロと財前樹里とその仲間達を探し始めた。

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