第39話

藍の誘拐
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2018/03/20 10:14
私達は、華先輩に近づけないように、殺人ピエロに迫って行くことにした。





けど、殺人ピエロは、ビクともしなかった。




殺人ピエロは、余裕な顔をしていた。



私は、『先輩、優希、二つの作戦を同時にやりましょう!』と声掛けをした。





『いいね!ナイスアイデア!』


澪先輩が言った。


『うん。その方がいいかも。』

優希が言った。

『うん!そうしよう!』


綾先輩が言った。






そして、二つの作戦を同時に行うことにした。




でも、その時、足の傷の痛みが悪化している事に気づいた。




きっと、戦いで思いっきり動いたからだと思った。



そして、私は、足の事は、内緒にしようと決めた。




けど、無理だった。



痛みがどんどん来て、立てなくなったから。




私は、座り込んでしまった。






そして、すぐに言った。



『先輩、優希、すいません!私の事は、平気ですから、続けてください!お願いします!』






けど、先輩は、近づこうとしてきた。





『ダメだよ!藍ちゃん。』






けど、言った。





『お願いします!華先輩を守ってください!私は、今は、戦えないけど、出来そうになったら、戦いますから。』





そして、先輩は、止まった。




そして、言った。




『大丈夫!後は、任せて!藍ちゃんは、じっとしててね。絶対。そうじゃないと、また、悪化しちゃうから!』







そして、先輩と優希は、すぐに戦い出した。



私は、言った。



『ありがとうございます!頑張ってください!』





でも、その時、私は、ある事に気が付いた。




先輩と優希が戦っているのは、本物じゃないってことに。




だから、私は、すぐに言った。



『先輩達!それは・・・』




言おうとした所で、後ろから誰かに口を抑えられた。




そして、小さな声で言ってきた。



『叫ぶなよ・・・。』



私は、口を抑えられていたので、助けを呼べなかった。





華先輩も綾先輩も澪先輩も爛先輩も優希も気づく様子が無かった。





そして、いつの間にか、気を失って、いた。



でも、かすかに聞こえた。




先輩の声、殺人ピエロの声が。



『よし!今日は、このぐらいにしとくか!じゃあな。』




殺人ピエロは、突然消えた。



『やばい。強かった。』





『でも、何で急に居なくなったの?』


『華もいるし、』




『あれ?でも!』



『藍ちゃんが居ない・・・。』




『まさか!殺人ピエロに!?』



『嘘でしょ・・・。』




『藍ちゃんが連れていかれてしまったの?』





『殺人ピエロは、突然消えたのは、藍ちゃんを捕まえたから?』





『それなら、殺人ピエロの目当ては、藍ちゃんだったの?』



『藍ちゃん・・・。』




『よし!藍ちゃんを助けに行こう!』




『そうだね!絶対、奪ってやるんだから!』






そして、何も聞こえなくなった。

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