第7話

校庭
2,139
2017/11/09 14:10
窓を近くにあった物で割って私は、外に出た。
校庭には、誰もいなかった。

でも、校庭にいると、木工室窓や、二階の窓、三階の窓からと、みえてしまう。

校庭は、昼間みたいに明るくて、校内とは、全然違う。
だから、目立つ。

私は、校内に入るために、何処か、入れる場所を探した。


けど、急に、放送が流れてこう言った。



「校庭にでた人発見!残念ながら、もう校内に入る事は出来ないかも知れません。まぁ、少しの可能性はありますが、成功した人はいませんよ。頑張ってください。
残り時間、450時間。死んだ人、256人。残りの人数、484人。凄い減りましたね。(独り言、誰にも聞こえてない。『皆、早く居なくなれ』)では、再開です!」



そして、私は、最悪自体になった。

なぜなら、殺人ピエロやゾンビが放送を聞いている。
なら、校庭に来るかもしれない。

私は、警戒しながら、校内に入る方法を探した。
けど、中々見つからない。

今は、武器も何も持っていない。
私は、あの時、ハサミでも、カッターでも使えなそうなやつでも、持ってくればよかった。
そう思った。

そして、閉まっている扉が揺れて、開いた。
私は、すぐに隠れた。

少し、覗いてみると、ゾンビが列になって出てきている。

私の予想は、的中して、こっちに向かってきた。

私は、少しずつ、少しずつ、動いて、離れていった。
けれど、ゾンビは、思ったよりも早くて、追いつかれそう。

私は、少しずつは辞めて、足音がたたない程度に走った。


すると、ゾンビ達とは、どんどん離れていった。

でも、このままだと見つかる。


その時、私は、ひらめいた。


さっきのゾンビ達が壊した扉からなら、校内に入れると。

私は、そこから入る事を決めた。

でも、どんどんゾンビ達は、近付いてくる。

だから私は、裏を廻ってゾンビ達が壊した扉に向かう事にした。

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