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第1話

プロローグ
172
2017/11/03 02:13
 私はただ守りたかった。ただそれだけのために生きてきた。ずっと。
 俺はずっと騙してきた。君に嫌われたくなかったから。でも、ごめん。
"ありがとう"
"ごめんなさい"
"さようなら" 
そして、私たちは水の泡ごとくきえていった。なにもかも忘れて。

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