第2話

「救済」「最悪」
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2017/11/03 06:10
静音
伯来!起きて!
あなた

なに?静音…っ

昼の昼休み。教室のなかの割り振られた一席に寝ていた。はずだった。
しかし、そこは殺風景ななにもない空間に私たちはいた。クラスメイト全員が集っていた。みんながみんな戸惑っていた。しかし、そこに私は含まれていない。なぜだか私は戸惑いなんてひとかけらも感じなかった。かわりに、悲しみと怒りが込み上げてきた。その感情が自分自身理解できなかった。

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