大好きになったあなたに俺がいつ死んでも大丈夫なように別れようって。思った。
俺も別れたくなんか無かった。だって本当に大好きだから。
あなたに幸せになって欲しい。それだけが俺の願い。
本当はまだある。あなたと一緒に、ずっと一緒にいたい。横にいたい。
いっぱい遊んで、いっぱい話して、いろんなとこにいって。
全部叶えたかった。でも俺は、あなたの幸せの方が大事だって思えた。あなただから。
大好き大好き大好き!何回言っても足りない。だから何度も伝えたかった。
いつ死ぬか分からない恐怖の中、あなたに出会えたことで全てが輝いていた。
ありがとう。ずっと大好きだよ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!