第4話

忘れたい。
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2017/11/14 11:34
さてさて、月日が経ち、
今日はとうとう、体育祭前日。
ハルは色々大変そうだったけど、、
まあ、私は何もなく、明日を迎えられる、、
モブ モブ子
ねえ、ミナトお。
聞き覚えのある。でも、甘ったるい。
声が聞こえた。
モブ子!
ミナト
ミナト
なに?
モブ モブ子
ねえ。つめたーい。
ねえ。ギュッてして♡
あのくそ女 
私のミナト、、じゃ、ないけどさあ。
ったく!
ミナトばすっといってやっt
ギュッ
ミナト
ミナト
好きだよ、モブ子。
、、、気づいたら走っていた。
-体育祭当日-
サキ
ハルううううううう!
頑張れえええええ!
私は、ハルを見ていた。
はあ、うちの子可愛い。
はあ、可愛い。
そして、なんと、ハルは一位!!
おっしゃあああああ!
まあ、ハルとはチーム違うんだけどねw
ゴールした瞬間、ハルはクラスメイトに囲まれていた。
最後の勝負でハルに負けた1人の女が、それを見て歯を食いしばっていた。
その子の気持ちが痛いほどわかって、
なんとなく、
その場から離れた。
そして、なんとなく校舎を歩いていると
ハルの友達
っあんた、ほんとうざい、
ばっかじゃないの、
大っ嫌いなんだよ
ハルの友達
ちっ、八方美人が、
サキ
ふっ、その言葉って 
人生においての弱者が言う言葉。
自分が惨めだっていう自覚ないの?
気づいたら、言葉が出ていた。
まるで、自分に言い聞かせるかのように。
まあ、その後、ハルと抱き合い。
幸せでした。
はあ。可愛い。この子を傷つけるなら、許さない。
私が守る。
その後。
私はグラウンドに呼び出されていた。
ソラ
ソラ
ねえ、俺ね、ずっと好きだったの。
一目ぼれ、初めて話した言葉、全部本当。
サキ。好きだよ。
っ!
いつもの天然男からは、、考えられなくて、
こいつ一人称俺だっけ
とかしか、頭に浮かばなかった
ガヤガヤガヤガヤ
知らぬうちに、たくさんの人が、、
最悪だ、
この空気で断れる人がいたら、
その人の勇気が今、欲しい。
その時浮かんだのは
昨日の光景。ミナトと、モブ子。
ソラ
ソラ
好きです。ずっとずっと
サキに好きな人がいるのも知ってる
でも、俺が忘れさせるから
ソラ
ソラ
サキ、好きだ。
ソラ
ソラ
サキ、好き!付き合ってっ
サキ
、、うん、いいよ、こちらこそよろしくお願いします
ハルとミナトが見ていた 。
なんで、、そんな顔するの。
いいやって思った。
こんな気持ちでソラと付き合うのはソラがかわいそうとか
言われるかもしれない。でも、今は
早く忘れたい。

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