第5話

やりおる、こやつ。
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2017/11/05 12:07
ソラ
ソラ
でさでさ、こないだ見た漫画、、、
今日はソラと2人で帰る。
あの後、ハルに色々聞かれたが、まあ、それはおいておいて、
ソラはいらんな人に茶化されてた。
もちろん、私にはそんな友人おりません
ミナトは、、
あれ以来、一緒にいることが格段と少なくなった。
ミナトは、ノブ子と
私はソラとって具合に。
ミナトのやつ、今更後悔したっt、、、
ソラ
ソラ
ーキ?サーキ!
サキ
っあ!ご、ごめん、
考え事してた、
ソラ
ソラ
ごめんね、つまんないよね、
え、ええと、サキって甘いもの好きだよね?
僕のだあーい好きなクレープ屋いかない?
サキ
そ、そんなことないの!
く、くれえええええぷううう!!
食べよ食べよ
ソラはほんと優しい。
あいつとは大違い。
ソラ
ソラ
もぐもぐ、美味しいねえ〜
あ、サキ、口にクリームついてるよん
さっと、さりげなく取ってくれる。
こーゆーとこがモテるんだろうな。
あのバカだったら、バカにして終わりだろうな。
ソラ
ソラ
ねえ、ねえ、
サキ
ん?
ソラ
ソラ
デートしてるときくらいはさ、
俺だけを見てよ。
ふへ?
サキ
っえ、ソラしかみてないよ
ソラ
ソラ
嘘つけ!
そんな悪い子にはああああ!
チュッ
サキ
ふふへええええ!?
ほっぺに、ほっぺにほ、
ぎゃああああああ。
こいつ、可愛い顔して小悪魔かっ
ソラ
ソラ
よしっ、じゃあ、この後はゲーセンで、
僕の大得意のUFOキャッチャーで、
サキを僕の虜にっっっ
サキ
ソラ苦手じゃん爆笑
なんて話しながらゲーセンへ。
楽しい。
気づいたら、そー思ってた
あの声を聞くまではね
ミナト
ミナト
違うよ、こーやんだよw
お前見てるとサk、、
、、、ばーか、こうだよ。
モブ モブ子
ええーわかんないよお
ソラ
ソラ
サキ?
行こう。
ソラが手を引いて出口へ向かう。
いつの間にか、腕を掴んでいたはずなのに
手をつないでいる状態になっていた。
やり手だ。こやつ、
ソラ
ソラ
サキ?、
なんであいつなの?そんなに好き?
サキ
え、んなわけ、
「ない」
って言葉が出ない。
むかつくむかつく
ギュッ
ソラ
ソラ
まあ、どっちにしろ僕がサキを守るし、
サキを惚れさせる。
暖かかった。
涙が出ていたので、顔が見えなくしてくれて助かった。
ソラは天然そうに見えて、そうやって色々気遣ってくれる。
私は強く強く抱き返した。

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