今日はソラと2人で帰る。
あの後、ハルに色々聞かれたが、まあ、それはおいておいて、
ソラはいらんな人に茶化されてた。
もちろん、私にはそんな友人おりません
ミナトは、、
あれ以来、一緒にいることが格段と少なくなった。
ミナトは、ノブ子と
私はソラとって具合に。
ミナトのやつ、今更後悔したっt、、、
ソラはほんと優しい。
あいつとは大違い。
さっと、さりげなく取ってくれる。
こーゆーとこがモテるんだろうな。
あのバカだったら、バカにして終わりだろうな。
ふへ?
チュッ
ほっぺに、ほっぺにほ、
ぎゃああああああ。
こいつ、可愛い顔して小悪魔かっ
なんて話しながらゲーセンへ。
楽しい。
気づいたら、そー思ってた
あの声を聞くまではね
ソラが手を引いて出口へ向かう。
いつの間にか、腕を掴んでいたはずなのに
手をつないでいる状態になっていた。
やり手だ。こやつ、
「ない」
って言葉が出ない。
むかつくむかつく
ギュッ
暖かかった。
涙が出ていたので、顔が見えなくしてくれて助かった。
ソラは天然そうに見えて、そうやって色々気遣ってくれる。
私は強く強く抱き返した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!