私はモブ モブ子
美人
入学式で、ミナト様に一目ぼれ、
そこからファンクラブ設立
リーダーになり、いつもミナト様を見て来た
でも、、ミナト様はあの女にぞっこんだった。
ミ、ミ、ミナトサマガ、、、
はあ、美しい。
ミナト様のそばには私こそがふさわしい。
なんとしてでも、ヒロインを私にせねば
・
・
・
・
はあ、しゃーないか
奥の手
はあ?
シャーないわねー
奥の奥の手。
それから、私は、ファンクラブの、クラブ員たちに、
今までとは比べものにならないいじめをさせた。
それから、1週間ほどたったとき、
ミナト様に呼び出された。
きたきた、
もう、遅いわよ
言い方がなってない
私は、ミナト様の、彼女になれた。
あの女も彼氏ができた。
もう最高。
これで、心もアタシノモノ。
の、はずなのに。
ミナト様の目線はいつもあの女。
ああ、むかつく。
ま、これから、
今日は、あの女に教えてもらった場所で
クリスマスデート
ずっと、無視
むかつく
その時、ありえないことが起こった
いつもよりさらに、、、、
綺麗にした、、あの女。
そして、一瞬にして目を輝かせたミナト様。
連れていった。
信じられない。
こんなとこに。
美少女が孤独。
周りからは、
クスクスと、可哀想だという目で見られ、
私は怒り狂った。
私は寂しくありませんよオーラを出し、ミナトを待っていた
いまにも泣きそうな顔。
嬉しくて仕方ないだろうに。
本当バカ。今のミナト様なら、、
きっと、どんないじめからもあの女を守ることができるだろうに
名前呼びは、ずるい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。