確かに気持ちよかった。
一番気持ちいい部分にあたっているのがわかる。
上へ上へ押し上げられるように、突き上げられる。
そのたびに、わたしは身体をビクつかせた。
「だ、め……そんな、動いちゃ……ッ、ン、ァ」
「その顔ほんとやばい」
「ゥァ……ッ、だ、めっ……てば、……ァン……ッ」
「すごい気持ちいい」
「ん、ァ、ァ、……ハ、ァ……ッ、……んッ」
口を封じるように男の子がキスをする。
「ッ………ァ、……んっ、ハァ」
息を上げながらも、必死で熱いキスに答える。
「ぼくがイク前に、もう一回イかせてあげる」
クチュ……。
男の子が繋がっている部分に触れる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。