第21話

色々なスライム
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2018/03/03 23:02
目を閉じていると、身体に異変を感じた。




私は、頭の中で予想がついた。








だから、私が目を開けた。




すると、予想していた通りの風景だった。




スライムのせいだった。




でも、さっきとは、違う色のスライムだった。




私は、どかそうと、手を伸ばした。


触った瞬間、驚いた。



そのスライムは、ベトベトだった。




私は、その時、疑問に思った。



もしかして、このスライムってボンドみたいにくっつくって事?



それなら、触ってはだめだ。



くっついてしまうから。



でも、もう遅かった。



触ってしまっていたから。


でも、もしかしたら、違うからしれない。




試しに私は、手をスライムから離してみた。



すると、離れなくなっていた。



でも、私は、一回やっただけでは、諦めなかった。



私は、何度も、手を離そうと引っ張って頑張った。


けど、だんだん疲れてきてしまった。


もう無理だと私は、少しだけ休憩することにした。




けど、その間に何故かボンドの中に、手が吸い込まれていった。




だから、私は焦った。



私は、すぐに上に手を引っ張った。




そして、奇跡が起きた。




手がスライムから取れた。



私は、安心した。



だから、油断していた。



そして、私が、手を床に置いた時、それは起きた。




ボンドのスライムが手首にくっついてきて、手を床から動けなくした。


私は、油断しすぎたと後悔した。



私は、どうする事も出来なかった。


足と手が動かせないからだ。



私は、周りを見渡した。



その時、気づいた。



私は、色々な色のスライムに囲まれていた。



私は、また焦った。



それと同時に、不安も出て来た。



スライムが私にくっついてこないか。



私を、殺そうとしているじゃないか。





逃げたい。



けど、逃げれなかった。




助けて、言ってもきっと助けに来ない。



でも、さっき、人影があった。



まだ近くにいるかもしれない。




助けに来てくれるかもしれない。



私は、その少しの可能性を信じてみた。


だから、言った。



『助けてー!お願い!』



私は、結構待った。



でも、何分経っても、誰も来なかった。


来ない可能性があるって分かってたのに、涙が出てきてしまった。



今は、涙を拭うことが出来なかった。




手が動かせないから。






私は、涙を流しても意味が無いって分かってる。



けど、涙は、止まらなかった。



その時、声がした。



『弱点は、皆、共通。・・・をかけるのよ。』


私は、一番大事な部分を聞き逃して待った。



何をかける?


よく分からなかった。




でも、とりあえず、このスライムをどさないと、何も出来そうにない。



だから、私は、このスライムを退かすのを優先した。



この時、いつの間にか涙は、もう止まっていた。

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