第39話

休戦終了
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2018/05/16 12:43
鬼との戦いが終わった。




一瞬の事だった。







まだ頭の整理が出来てない。






その時、神様が倒れ込んだ。









そりゃそうだ。








自分よりも強い鬼と戦ったのだから。













この世界では、魔女が一番、鬼が二番、神様も閻魔は、三番と四番を争い中だそうだ。









でも、実際のところは、鬼が一番強いらしい。







でも、鬼は、人類の敵だから一番じゃ困るから二番にしてるらしい。







そう本に書いてあった。






それに私は安心した。








鬼が死んでくれて。







その代わりに一人の魔女を失ってしまった。







あと、神様が倒れてしまった。







多分、治ると思うけど、重症だ。






だから、治るのも遅い。











私は、神様の方へ近づこうとした時だった。








閻魔が今更現れた。







もういらないのに。










今更来るなら、神様を助ければ良かったのに。








閻魔は、勝てないと分かってるから来なかったのだろう、きっと。











でも、そうゆう時に限って神様を使うなんて許せなかった。








このまま閻魔に渡したら、また、神様は牢屋に閉じ込められてしまう、きっと。







だったら、次は私が守ってあげないと。







さっき私を守ってくれたように。












私はそう決めると、閻魔に言った。










『何をするつもり?神様をまた、牢屋に閉じ込めるの?神様は怪我をしてるのに。』







私がそう言うと、閻魔は、近づくのをやめた。









そして、言ってきた。






『戻すさ、前と同じように。どうせ、治るんだから。』







私は、その言葉にムカついた。






『戦いに来なかったくせに。』








閻魔は、落ち着いていた。





それがムカついた。



そして、閻魔は、言ってきた。




『だから?一度俺に負けてるんだから、俺の方が偉い立場だろ?どう使ったっていいじゃねえかよ。』









私は、さらにムカついた。






でも、我慢した。






『怖かっただけのくせに。負けるから。』









もう鬼との戦いは、終わっている。





だから、もう休戦は終わった。






閻魔は、やっとイラついたようで、言ってきた。







『怖くねえよ。全然。それに、鬼よりもお前は強いんだろ?だったら、お前に勝てばいい。鬼よりも強い事になる。』









私は、最後の言葉で察した。







戦いが始まるのだろうと。







私は、言った。






『戦いでしょ?』







閻魔は、『そうだ!』と言った。






そして、また、閻魔と魔女の戦いが開始した。







閻魔が神様を出してこっちに来させたのは感謝してる。






その時、閻魔も来れば、私は文句は言わなかった。





けど、神様だけに行かせた。








まあ、神様が来なかったら、私は死んでいたかもしれない。






でも、許せない。





どうしても。







神様だけに重症を負わせて。






だから、私は、閻魔を殺す。





そして、こんな所早く抜け出してやる。







私はそう思った。














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