第23話

黒い影の正体
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2018/03/12 14:10
黒い影は遂に、私の目の前まで来てしまった。



そして、私の予想をしていなかった事が起きた。



黒い影がスライムを吸い込んでいた。



すると、スライムは、だんだんと私の身体から取れてきた。



私は、嬉しかった。



そして、5分程で全身が動けるようになった。



でも、その時、また別のスライムが私の近くに来ようとしていた。





それと同時に、黒い影が私を囲ってくれて守ってくれた。



私は、少しホッとした。



でも、ずっとは、ホッとしてられない。



そもそも、黒い影が仲間かどうかもまだ知らない。


私は、気になって仕方がなかった。


だから、聞いた。



『貴方は、私の仲間?敵?』



すると、『仲間です。神様の弟子なんです。神様に頼まれたからやってます。貴方を守るようにと。』と答えた。



私は、それを聞くとさっきよりもホッとした。





でもそれなら、神様が助けに来ればと、私は思った。




『神様はどうしたの?』



私は、聞いてしまった。


『今は、今にも死にそうなぐらい辛そうです。でも、神様なんで回復は普通の人より、早いですよ。』



黒い影は、答えた。




そして、疑問に思った。




『貴方は、何で黒い影なの?』





この時、戦いは始まっていた。


けど、戦いながらも答えてくれた。



『私達は、もとは、地獄にいました。だから、既に、死んでます。私達も、最初は、ここに、いたんです。それから、地獄に行きました。そして、分かった。ここに来た人は、もう既に、死んでます。それに、悪いことをした人だけです。でもこれは、昔の話で、今は、生きてる人でも、いい人でも、夜になれば、入れるようになってしまってます。そして、地獄に行った時、閻魔に、会った。そして、言われた。俺の作った迷路は、楽しんだか?と。私達は、答えなかった。楽しく無かったから。逆に怖かった。そして、私達は、自殺することを決めた。地獄で死ぬと、もう一生生き返られない。けど、地獄にいるよりは、マシだった。そして、自殺をしようとした時、神様が手を差し伸べてくれた。おいで、と言ってくれた。そして、私達は、手を出した。それで、いつの間にか、天国に居た。でも、そんな時、突然、神様が居なくなった。私達が探すと、貴方といた。そして、その後、閻魔と喧嘩した所も見た。私達は、見ていることが出来なくて、天国に帰った。そして、神様は、ボロボロになって天国に帰ってきた。そして、三日して治った。でも、次の日、閻魔が迫ってきた。後ろには、四十人程いた。それを神様1人で倒した。でも、最後の閻魔には、負けた。それで、私達が戦いに参加しようした。けど、ダメって言われて、逆らう事が出来ずに、閻魔に、天国を支配された。でも最後に、私達は、神様に言われた。あの子を助けて、天国に連れてきてくれるかしら。あの子には、特別な力があるわ。あの子なら、天国を救えるかもしれない。そう言って、閻魔には連れ去られていってしまった。だから、私達は、来た。貴方は、私達が助けます。だから、天国に来てください。』





私は、最後の方で疑問に思った。


そして、聞いた。



『特別な力?私に?』



『そうです。神様からは、傷を回復する力と色々使えると聞きました。何とかの血を引いてるとかっていってました。詳しくは、図書室にそれについての分厚い本があるって言ってました。』



そう答えた。



そして、その時、戦いが終わった。



沢山いた、スライムがもう居なくなった。



そして、黒い影が言った。



『図書室何処か分かりますか?頭の中で想像して下さい。』




だから、私は、想像した。



黒い影は、私の方に近づいてきて、『行きますよ。』と言った。




すると、一瞬で図書室に着いた。



私は、驚きで声が出なかった。



『瞬間移動!?』



しばらくして聞いた。




『はい。私には、それと、何でも、吸い込む力があります。』


私は、本や小説などでしかそういう事がないと思ってたので驚いた。



そして、本を探し出した。


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