第13話

神様と閻魔2
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2018/01/19 14:39
私は、ただ喧嘩を座って見ていた。

その喧嘩は、私の思ってるよりも酷かった。

神様が閻魔の背中を剣で斬った。


閻魔は、神様の右手を、炎で火傷させた。


最初は、こんな感じだった。


けど、どんどん酷くなって、神様は、閻魔の指を斬ってしまった。


閻魔は、神様のお腹に、とんがった爪を突き刺した。


私は、怖くて、何も言えなかった。


でも、1度は、「やめて」と言おうとした。


けど、怖くて、口が震えて、言えなかった。


床は、血がたまり始めていた。


人間なら、こんな血が出たら、死ぬのに二人は、しなない。


すると、私の方にも、血が飛んできた。


どっちのかは、分からない。

私は、もう見るのが怖くて、目を隠した。


そして、しばらくして、見てみた。


すると、まだ続いていた。


床は、血の海になっていた。


その血の海は、私の方まで、来そうだった。


私は、怖くて立った。


足が震える。


でも、血の海が付くよりは、ましだ。


足は、少し浸かるかもしれないけど、足だけぐらいならと私は思った。


そして、その時、神様と閻魔が同時に倒れた。


けど、また立ち上がった。


閻魔が神様に言っていた。

『もう終わりか?まだまだ余裕だろ!』

神様は閻魔に言っていた。


『もちろんよ。きっと私の勝ちね。』


すると、閻魔は頭にきたみたいで、神様に向かって、長いナイフみたいな爪をさそうとしていた。


神様は、余裕で避けていた。



そして、閻魔の背中に、剣を刺した。



閻魔は、一瞬辛そうにしたが、すぐに戻った。


そして、次は、神様のお腹に長い爪を突き刺した。



神様も、一瞬辛そうにしたが、また戻った。


私は、これは、喧嘩では無い、殺し合いだと思った。


その時、閻魔が言った。

『これさ〜先に、死んだ方が負けだよな?』


神様は、言った。


『もちろんよ。自信ないの?』


そう言って、少し笑った。


私は、神様まで悪魔に見えてきた。



今は、どっちも信じることは出来ない。


どっちもこわい。


私は、いつの間にか、目をつぶり、耳を手で隠していた。


それでも、剣を刺す音、苦しそうな声がきこえてくる。

私は、早く終わって欲しかった。


なのに、終わらなかった。

『終わり・・・』


この声が聞こえた。

遂に、勝負がついたんだと思った。


でも、私が目を開けると、どっちも死んでいた。


私は、怖くて、『キャーーーー』と叫んでしまった。

私は、震えながら、近づいて、声を掛けた。



返事が無い。


どうしよう・・・。


その時、私は、気づいた。


コンピュータがいる。



私は、話しかけた。


『これって、二人とも死んだの?』



すると、『そうだ。どっちも負け。生き返らせてあげたいけど、あの人の指示がないから、勝手にできない。』と言った。

私は、恐怖で、震えた。



何で、私の行くところばっかり怖いことばかりなの。


入らなきゃ、良かった。



そしたら、今頃、普通に過してたのに。


後悔でいっぱいだった。



そして、このあと、どうしよう。


不安も、出てきた。



私が震えていると、コンピュータがいってきた。


『じゃあ、仕事があるので。これは、閻魔様に、喧嘩する前に、命令されたことですので。』


私は震えた声で言った。


『お願い・・・。ここから、出して。私も連れて行って。お願い・・・お願い・・・』



すると、『無理です』と言われて、コンピュータも消えてしまった。


そして、私は、1人になってしまった。














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