私は内履きを履いて廊下を歩いた
親が行くところは生徒とは違うところなので、お母さんとはさっきわかれた
どうやらこの人は3年生
教室まで案内してくれるみたい
着いたのは1-1、1ー3の教室にはさまれた1ー2
私はお礼を言い、教室のドアに貼ってあった座席表?をみた
そこで自分の席を把握し、教室へはいった
教室には知っているや知らない人が
あとから知ったが、私のクラスは天野小と来暖小の人が半分半分くらいいるクラスらしい
私は自分の席に座った
────────────────────────────────────────
それから数十分後に入学式がはじまり、何事もなく、無事に入学式を終えたのであった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!