第7話

Ep4 生まれ持った才能
1,270
2017/11/06 13:42


トランクから荷物を取り出して


エレベーターで上がること3分。


アナウンス
アナウンス
65階 です。
暗証番号をどうぞ。


と、エレベーターのアナウンスと共に


1から9までのボタンが光り


カチカチカチ と、 ユンギさんは


番号を押していった。
あなた

す、すごいシステム、、、



感心している暇もなく


扉が開いた。


すると、また扉がある。
あなた

ま、また扉ですか???

ユンギ
ユンギ
まぁ、重要機密書類が
たくさんあるからなぁ。

ユンギさんは素知らぬ顔をして


また番号を打ち入れた。
あなた

698542876...

ユンギ
ユンギ
え?
あなた

えっ?あっ、、、

ユンギ
ユンギ
待って、それ覚えてんの?
あなた

い、今打ち込まれてたので、、、

ユンギ
ユンギ
もっかい言ってみて
あなた

えっと " 698542876 "

ユンギ
ユンギ
おま、、、
もしかして、
一瞬で記憶できんの、、???
あなた

わからない、、、けど、
一度見たものは忘れません。

ユンギ
ユンギ
あなた!!!!
それ、すごい才能だぞ!!!!
あなた

え??

ユンギ
ユンギ
今から少し話がある。
ちょっとリビングで話そう。
あなた

は、はい?



少し興奮気味のユンギさん。


そんなユンギさんに連れられて


リビングに行った。


あなた

わぁ、!!!!!!
綺麗、、、、



そこは一面ガラス張りの何畳あるのか


想像できないくらい広い


リビングが広がっていた。


一人暮らしにしては家具が少ないきもするが


とにかく今までとは別世界の空間だった。
ユンギ
ユンギ
はい、これ
私が窓に張り付いて


景色を眺めているうちに


ユンギさんはうさちゃんのマグカップに


ホットココアを用意してくれた。
あなた

見かけによらずかわいい。笑

ユンギ
ユンギ
っるせぇ、、
ユンギ
ユンギ
そんなのはどうでもいいから、
話がある。
あなた

あ、そうでしたね、

ユンギ
ユンギ
お前を信じて、この話をするけど、、
あなた

(ゴクッ)

ユンギ
ユンギ
実はBTS って言うのは
表向きの会社だ。
ユンギ
ユンギ
実は、、、、
俺達の会社は上層部の人間が
スパイ活動をしてるんだ、、、
あなた

、、、、、、え?スパイ?笑



" スパイ "


なんて映画の中の話


って感じがする。笑


ユンギさんの真剣な目を見ると


信じられる気もするけど、、、、

ユンギ
ユンギ
まぁ、、、
いきなり言われても
信じられねぇよな。笑
よし。

そういうとユンギさんは


誰かに電話を掛け始めた。




プルルル…プルルル…
ナムジュン
ナムジュン
はい、もしもし。
ユンギ
ユンギ
ナムジュナ、俺だ。
ナムジュン
ナムジュン
どうしました?
ユンギ
ユンギ
今すぐ車出せ。
すぐに下に行く。
ナムジュン
ナムジュン
分かりました。


するとユンギさんは

ユンギ
ユンギ
これから、俺達の仕事場を見せるから
ついてこい。
あなた

え、あ、はい!



仕事場


と聞いて妙にわくわくしながら


私はユンギさんのあとに付いていった。


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