第12話

Ep9 対峙の時
1,225
2017/12/11 13:22





私はナムジュンさんと2階のフロアへ行き、


その階の一室のドアを開けた。






あなた

ユンギさん、失礼しま......え、?!



扉を開けるとなぜか


銃を突きつけ合うユンギさんと、


ホソク とやらがいた。
ユンギ
ユンギ
おい、 あなた。
あなた

は、はい、

ホソク
ホソク
久しぶりだね、あなた。ニコッ
ユンギ
ユンギ
、、るっせぇ、お前は黙ってろ
ホソク
ホソク
相変わらず口が悪いんだから、笑
ユンギ
ユンギ
お前、こいつと会ったことあるか??
あなた

......思い出せないけど、
見たことあります、

ホソク
ホソク
え、本当に覚えてないんだ
あなた

え、?




なぜか口を噤むユンギさん。


ユンギ
ユンギ
こいつが、、、、こいつが、、、
あなた

え、?

ユンギ
ユンギ
こいつが、、お前の兄貴だって本当か?
ホソク
ホソク
ほら、昔みたいにオッパって
呼んでよ、あなた。ね、?笑
あなた

えっ?あ、、、、うぅっ、、、、



ものすごい痛み。


思い出しそう。何かを。


なんでこんなに胸が痛くなるんだろう。


ズカズカと心の中の中に入り込まれるような


感覚に襲われる。


その痛みが強すぎて、


私の意識は徐々に遠のいていった。













誰かの声で目が覚めた。


周りを見渡すと、ホソク は見当たらない。

ユンギ
ユンギ
....い、.....お....い、大丈夫か、?
ナムジュン
ナムジュン
聞こえますか??
あなた

......はい、何とか...。

ユンギ
ユンギ
よし、とりあえず戻るか。
あなた

あ、あの!ジョングクさん、は、?

ナムジュン
ナムジュン
ジョングク?
ユンギ
ユンギ
そういえば、、、、
俺一緒に来いって言ったよな、?
あなた

は、はい、そうなんですけど、、
いないんですか、?

ユンギ
ユンギ
見てねぇな、



丁度、タイミング良くユンギさんの携帯が鳴った。

ユンギ
ユンギ
ちっ.....非通知かよ
.....はい、もしもし
ホソク
ホソク
あぁ、ユンギ?
君の部下のジョングクだっけ?
ユンギ
ユンギ
てめぇ、!!
ホソクか!?!?
ホソク
ホソク
預からせてもらってるから。
あ、それと、あなたに
またねって伝えてね。じゃあ
ユンギ
ユンギ
てっめぇ、!!
ふざけたこといいy....

プープープーッ






ユンギさんの話によると


ジョングクさんは下で車を止め、


出てくる際に拉致られたのだという。


もし、あのとき私がついていってたなら、


何か状況が変わってたかもしれない。


ユンギ
ユンギ
とりあえず、本部に戻って
ジョングガの居場所、突き止めるぞ
ナムジュン
ナムジュン
はい、分かりました。
あなた

は、はい、!

ユンギ
ユンギ
とりあえずジョングガの事、
全員に連絡しといてくれ。
ナムジュン
ナムジュン
了解です。





そうして私達は本部へと戻った。



プリ小説オーディオドラマ