第13話

シンメと約束
1,666
2020/07/16 11:01





高橋 side

































『、、、』



道枝「…い!…へい!恭平!」



『ふぁっ!?』



道枝「ふぁってなんやねん!帰るで!」



『…えっ、もう終わったん?』



道枝「おん……恭平、なんか変やで?」



『…ごめん』



道枝「あなたちゃんなら絶対大丈夫やって」



『…分かってんねんけど、もう不安やねん』



道枝「恭平…」



『…明日またあるし!帰ろ帰ろ!』



道枝「うん…」



















朝見つけたら絶対捕まえて



謝ろうって思ってたのに



スタジオ着いたら



平野くんと永瀬くんも



金内くんもあなたもおらんし



なにきんで残ってるのは



康二くんと西畑くんと大西くんだけ。



今日のレッスンには来なかった。



家に着いてからもずっと気がかりで



布団に入っても寝れなかった。



結局オールしたし



もうほんま無理〜〜〜〜!!←



















『っし、行って来まーす』



「えっ、ちょっ」



『…えっ、待って』



「(ダッシュ)」



『あっ!あなた!!』



佐々木「…」



『っはぁ、今日っ、レッスンやろっ』



佐々木「…仕事やねん!」



『…この前、ほんまにごm』



佐々木「それは、もう忘れて!」



『…あなた』



佐々木「私も悪かったし…多分もう……し、」



『…え?何?』



佐々木「なんもない!じゃね!電車遅れるから!」



『あ、うん…』



















ちょうど家出るタイミングで



大好きで一番会いたいあなたが



キャリーケース持って



家の目の前を歩いてた。



…とりあえず一件落着?



ってあかん、レッスン遅れる!!



















道枝「で、仲直りってことやな!」



『せやねん!めっちゃ偶然やろ!』



道枝「やっぱなんか、運命とかそういうのなんかな」



『そうなんかもな〜!』



室「関ジュ集合〜」



『うぃーっす!』



向井「…おい!すえ! 笑」



末澤「んぇあいっ?!」



室「寝るな! 笑 大事な話やねん!」



『…大事な話?』



向井「…今日、紫耀と廉と柊真、来てないよな」



道枝「あー、仕事かなんか決まったんですか?」



室「…紫耀と廉は、東京行ってん」



「「…え?」」



向井「ジャニーさんからの意向で、東京で
活動することになったねん」



『…それって、関西Jrじゃ無くなるってことですか』



室「まぁ、そうなるな」



向井「あいつら今頃空港やな 笑」



道枝「じ、じゃあ!柊真くんは!」



向井「…柊真は、ジャニーズ辞めた」



「「…え?」」



室「昔からの夢やった美容師なりに、あいつも
勉強しに行ってんねん」



西畑「…突然の発表でごめんな、みんな」



大西「…そこまでは知っててんけどさ」



「「、、、」」



大西「…あなたちゃんは?」



『あ、あなたなら今日仕事に…』



向井「仕事?あいつ今日仕事なんて入ってないで?」



室「せやで?今日は元からレッスン来る言うてたやん」



『え?でも、今日朝会って、キャリーケース持って
仕事やから急ぐなーって…まさか』

























大きいキャリーケース



仕事が無いのに嘘ついた



永瀬くんと平野くんが東京に移動



あなたも絶対一緒に行くつもりや



ジャニーさんに誘われてるか



直接話し合いに行くか



絶対、あなたも空港に向かってるはず



そう考えたらいてもたってもいられへんくて



部屋を飛び出そうとした時やった



康二くんに引き止められた



多分みんなまだ状況が掴めてなさそうやったから



















向井「ちょ、どこ行くん」



『あなた、あいつ多分空港います!』



室「は?なんで!」



『多分ジャニーさんに直接話し合いに行くか、自分も東京のJrにするつもりやったとか書いてあるんやと思います!』



向井「…やから、仕事って嘘ついて」



『としか考えられないです!早くしないと飛行機が!』



向井「…龍太くん、俺と恭平行ってくるから後の人たち連れてきt 室「はよ行ってこい!」…ありがとう!」



『康二くん!!』



向井「行くで!」



室「はいはい、みんな落ち着いてや〜?
それぞれ外出れる状態にしてな〜空港行くで〜!」



















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