あなたside






















『あ、おったおった』



平野「…ほんまにええの？」



『…えーっと、何が？ 笑』



永瀬「…じーことか、みんなに言ってないんやろ？」



『んまぁ、だって止めに来るし、めんどくさいやん？』



平野「…東京行っても、悔いないって言いきれる？」



『、、、ようにするよ』



永瀬「もう決めてることなら止める気は無いけど、
向こう行ってから決めればいいや程度の気持ちで
東京行かんときな」



『なっ、、、、分かっとるわ』



平野「…あれ？」



『…あ、』



永瀬「柊真？！」



金内「え、お前らもこの飛行機？」



『え、うん、３時発の…』



金内「…３時発のチケットやわこれ」



平野「ふはっ、仲良いかよ俺ら！！ 笑」



















正直、甘えてる部分もある



ずっと一緒にやってきた仲間と



急に離れ離れになって活動して



もしかしたら向こうで夢叶えて



楽しくやって行けるかもしれない



もしかしたら辛い思いを沢山して



そのまま私が辞めるかもしれない



でも、今更戻ることなんてできない



私は向こうでやっていく。



















『…にしても、なんで被るかな』



金内「いや、なんか…」



平野「俺と廉は一緒にしたんやけどその理由が…」



永瀬「え、それ言うん？！恥ずかしいやろ！」



『ふはっ、わかるよ。なんとなく 笑』



金内「なんとなーく、みんなg」



「『みんなが居そうだったから、、ぶはっ』」



『…やっぱり私、どっかで甘えてた』



永瀬「あなた…？」



『でも、もう決めた』



平野「…ま、なんかあったら平野がおるわ！」



金内「金内、いつでも出動すんで」



『…ありがと』



















そろそろ行こうかって話になって



平野がいきなりトイレ行って



あいつは最後まで



うるさいヤツやなって話してた時やった



なんか男ふたりが叫びながら走ってて



汗だくで、必死で



私の大好きな二人で



、、、、、、ん？え？