第10話

シンメと約束
1,870
2020/07/16 11:00





高橋side
























『はい、いらっしゃい』



佐々木「…割と片付いてた」



『サラーっとディスらないで』



佐々木「ごめんごめん 笑」



『…あ、卵ある』



佐々木「はいはい、オムライスね」



『やった!!!!』



佐々木「つか、恭平いつから一人暮らし?」



『んー、、、忘れた』



佐々木「馬鹿だ」



















これからあなたのオムライス食べます



高橋の卍です!!



あなたの手料理なんていつぶりやろ



高一…?って事は…何年ぶりや?←



とにかくめっちゃ久しぶりやから



ほんまに嬉しい…



















佐々木「よし、はい!出来上がり〜」



『…匂いだけでご飯6杯は行ける』



佐々木「言ったな?」



『ジョウダンデス』



佐々木「ははっ、正直か 笑」



『正直ですー、いただきまーす!』



佐々木「召し上がれ〜」



『…んー!上手い〜!!』



佐々木「良かった 笑
オムライスは久しぶりやったから…」



『あなたの手料理は久しぶりやな…うま』



佐々木「ほんまや、何年ぶりやろ」



『…料理と言ったらバレンタインやわ』



佐々木「あー、試食ね 笑」



『みんなより一足先に食べたくて
味見しに言ってた 笑』



佐々木「そんな事しなくても
一番最初に渡すのにね〜」



『えっ、それって俺のこと…
佐々木「違うよ?」 、、』



佐々木「好きな人なんて作った
ことないです〜」



『嘘やん!嘘やそれは嘘!!!』



佐々木「ほんまやわ 笑」



















もう何もかもが久しぶりで



何しても楽しかった



最近はあなたが仕事あったり



俺が仕事あったりで



休みが合わなかったから、



もうずっとこの時間が続けばいいのに



って思った。



でも、ふと思い出した



なんであの時あなたは泣いてたのか



あの時間はなにきんでレッスン



してるはずやから、



なんもないわけないねん



















『…なんかあったん?』



佐々木「…なんかって何やねん 笑」



『…なにきん?』



佐々木「っ、違う」



『俺には言われへん?』



佐々木「…ごめん」



『そっか、、、、』



佐々木「ちゃうで?恭平が嫌いとか、頼りにならへんとか、そういうのじゃなくて…」



『じゃあ話してや』



佐々木「…それは、、できひん」



『…それは、頼りにならへんって言ってるようなもんやろ?』



佐々木「なっ、違うって!」



『…もうええわ』



佐々木「恭平!!!!」














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