第33話

お眠なお姫様
1,230
2020/07/05 05:06




西畑side





























どうも〜、西の畑の西畑です。



今は雑誌の撮影で全員大集合



しとるんやけど、こんなうるさい中



爆睡してる姫が約1名。



相当疲れてんねんなぁ



昨日も東京からトンボ帰りやったし…





























『あなた〜…』



佐々木「…ん」



『順番くるで〜、起きて〜』



佐々木「…眠い」



高橋「うぃー終わった終わった〜
次あなたやで〜」



佐々木「はっ倒す」



高橋「え!?」



大西「恭平、振られるの巻」



『ほら、行くで〜』



佐々木「んんんん〜」





























やっと起きてくれましたお姫様。



ドラマ掛け持ちもしんどいよなぁ…



さっきLINEで紫耀から



最近ちょっとの休憩でも寝てるから



休ませてあげて



って来たから、相当おつかれやな





























佐々木「ふぁ〜あ…」



『最近何時起き?』



佐々木「4時とか…5時?」



『うーわ…よう体持つな』



佐々木「しんどいで、もうほんまに」



道枝「あなたちゃん目の下のクマ凄いですもん」



長尾「ファンデ塗っても隠しきれてませんよ」



佐々木「うぇっ、まじか」



藤原「しかもお前最近夜も遅いやろ」



佐々木「…早くはない」



大橋「いくら撮影あってもすぐ寝るんやで!」



大西「無理しすぎないでくださいね!」



佐々木「ありがとりゅせ〜!」



『ソーシャルディスタンス!!!!!!』





























うちの姫は、



口悪いしくそ冷たいし塩対応だし



馬鹿やしアホやけど



可愛いしかっこいいし



周り見れてるし必要な存在だから



安心できんねんな。



でも、そうだからこそ無理しすぎんねん



俺の目は多分騙せへんし 笑





























佐々木「撮影終了〜!」



『ん』



佐々木「…何これ?」



『見ての通りの風邪薬』



佐々木「…は」



『ん…ほら、熱ある』



佐々木「なっ、はっ!?」



『ええからはよかえってそれ飲んで寝とき』



佐々木「えちょ、」



『マネさんお願いします〜』



マネ「はいはい大吾さんきゅーな」






























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