あなたside




















『、、、、ふぅっ、、』



平野「たでーまー…って、え？！」



永瀬「え、はっ？！あなた？！」



金内「おまっ、なんか知らねえけど泣くな！」



『、、ｽﾞｽﾞｯ、、、む゛り゛ぃぃぃ、、』



「はぁっ、はぁっ、あなたー！！」



「どこやー！あほあなたー！」



「…くっそ、、、、、あ！！」



「なんやねn…あ゛ぁ゛？！？！」



永瀬「…さすがに」



平野「黙ってないか、笑」



金内「…はぁ、遅いやろ？？」



平野「じーこ、恭平 笑」



















ほんまに、、、、



なんで来てまうねん



せっかく、せっかく行こうとしてたのに



せっかく気持ちの整理がついたのに



なんで来てまうねん。



じーこ、恭平、、、、、、



















『、、、なんでおんねんっ、、、』



高橋「はぁっ、はぁっ、やっと見つけた…」



向井「お前は、ここに残るんやろっ、はぁっ」



『…せやけど、私は関西のために！』



高橋「関西のためになってないやろ！」



『…え？』



高橋「関西？笑わせんといてや。俺も関西や。
康二くんも関西や。龍太くんもみっちーも長尾も、
みんなみんな関西や。俺たちが関西や。
みんな、あなたが東京行くってなった時喜んで
ないねん。せやのに何が関西のためや。
思い込みもええとこやな。ええか？
俺らは悔しいけどあなたがおらんとダメやねん
ずっとずっと一緒にやってきた仲間やねん。
東京行っても、どこ行ってもそれは変わらん
でも、それでもあなたは誰にも譲らへん！
どこにも行かせへん！
あなたは一生、関西や！
1年後も2年後も、5年後も10年後も変わらん。
分かったらさっさとその荷物持って帰んで！」



『、、、、、ふぅっ、、、 泣』



向井「…恭平に、言いたいこと全部言われた」



高橋「えっ、あっ、なんかごめんなさい！」



平野「恭平がそんなこと言うん初めて聞いた 笑」



永瀬「ふはっ、俺もやわ！」



金内「ほんま、恭平も言えたんやな…」



『…恭平に、ここまで言われたん初めてやわ』



向井「はいはい、みんながしんみりしてるとこ
悪いねんけど、あなた、どうするん？」



高橋「もう、飛行機出るまで時間ないで？」