第2話

ライバルのような友達
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2017/11/04 14:51
クラスの子と仲良くなっていくうちに、また新しく友達ができた。
「ゆう」ちゃんという子だ。
ゆう
ゆう
ゆうだよ~!
よろしくね😊
あなた

う、うん!
よろしくね~!

なにかを企んでいるような気がした。
でも、私はすぐありえないと決めつけた。
その決断が後々、自分を苦しめるとは思わなかった。
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私の友達の間では、歌詞ドッキリというものが流行った。
歌詞ドッキリとは、歌の歌詞を相手に送り付け、相手の反応を楽しむというもの。(語彙力)
ほとんどがLI〇Eでやっている。
自分もしようと思ったが、誰にするか、悩んだ。
悩んだ末に、忙しい人に送ってもダメだろうと思い、私は
あなた

暇な人でいいから、相談にのってほしい。

と、タイムラインに投稿した。
反応してくれたのは、かなちゃん。
かな
かな
なに??
どうしたの?
なんかあったら言いな!
私はあなたに恋してるみたいな内容の歌で歌詞ドッキリをした。
終わっても、無言が続くので自分から教えた。
あなた

ごめんねw
歌詞ドッキリww

かな
かな
やっぱりw
さすがにおかしいと思ったww
あなた

本当にごめんね~ww

かな
かな
いいよいいよw
てか、これ、男子にした方がいいよw
あなた

だよね~w
でも、誰にすればいいか、分からなくって~w

かな
かな
こうとかどう~?w
あなた

え~こう君にする~??w

かな
かな
そうしてそうして!!w
ということで、こう君に歌詞ドッキリすることになった私。

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