第3話

# 03
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2017/11/06 01:57
はらはらと 降り続ける 粉雪 。


足元には まだ 上手く 積もれない


粉雪達が 溶けてゆく 。














あなたへの 俺の 想いを 込めた 粉雪 。


道に 触れる 度に 花が 咲いたかのように


滲んでいく 。















「 ほら 、滑るって !」





‘ 運動神経だけは 華丸級 なので !’












ふと 、あの日の 俺達の やり取りを


思い出した 。





結局 そう 言うて おきながら


あなたは 滑って コケてんよな 。

















そんな あなたが やっぱり 可愛くて 。


愛おしくて 。


でも 、あなたは もう … 。

















あの日の 優しい 記憶は


俺の 涙を より 誘った 。

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