私はごく普通のコンビニでバイトをしてる
高校2年生。
私の大好きな人気歌手のCDを
買うために夜の部を担当してる。
えーと。まだ9時か。あと2時間もあるなー。
あ、ボーッとしてた。
いけないいけない。
え、!
待って待って。この人、星野源さんだよね⁉︎
右耳にホクロ、丸メガネに紺色のニット帽…。
間違いなく星野源!私の大好きな歌手だよ!?
声、かけてみたいな…。
顔みえた!
この笑顔、間違いなく星野源さんだよ!
よろしくね、と言ったらスタスタと
歩いて行ってしまった。
私が言うと、笑顔で手を振ってくれた。
あー(〃ω〃)
夢みたい!源さんのためにバイトしてるのに
まさか、こんなとこで本人に会えるなんて!
また明日も来ないかな…♪
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!