源が私の体中をキスする。
顔と顔が近くなったとき、
いつもは絶対しないはずのお酒の匂いが
プンと横切った。
こんなに酔ってる源は可愛いのか///
もうなんでも許したくなってしまう…笑
でも疲れてるみたいだし
まだ昼だけど寝かせてあげよう。
突然腕を掴まれ、そのまま
ベットでハグするようなかたちで
朝になるまで寝てしまった。
ーー翌朝ーー
あぁ。朝まで寝ちゃった…。
…あれ?源もまだいる。
遅刻しないのかなー?
んま、いっか笑
それにしても可愛い寝顔だなぁ。
あ、起こしちゃった…?
源、あったかい。
このまま仕事も何もなくて
ずっと一緒にいれたらな。
なーんて、こんなこと考えちゃダメか笑
ハグしながらの会話も温かい。
この時間が好き。
またこうやって自分の気持ちを
言えずになっちゃった…。
いつかは言えたらな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。