第7話

3,500
2017/12/09 01:45
涼介
涼介
着いたね!
涼介が連れてきてくれたのは

人通りが少ないのに

イルミネーションがすごく綺麗に見える

特別な場所。

あなた

綺麗〜✨




いつも忙しい涼介と


一緒に入れるだけで嬉しいのに。


こんな綺麗な場所で一緒に過ごせるなんて



涼介、本当に私は幸せ者だよ。
涼介
涼介
あ、雪?
あなた

え?




白く輝くものが

まるで天使のように

空から舞い降りてきた。
涼介
涼介
ホワイトクリスマスかぁー。
あなた

そうだね…

涼介
涼介
…なに?なんか寂しそうな感じするけど?笑
あなた

ん? いやー、幸せだなぁって

涼介
涼介
なんだよそれ笑笑



そんなこと涼介は思ってないか…
こんな綺麗な場所に雪が降って

一緒にいれて幸せなのに

なんでか涙が出てくる
涼介
涼介
あなたどうした?
あなた

ンッ...グスッ...涼介ッッ

涼介
涼介
どうしたの?俺はここにいるよ?


涼介はそう言って

私の手を温かく握ってくれた
あなた

ずっとね、涼介ッ が ねッ

涼介
涼介
うん
あなた

お仕事だからァ 一緒に…ッ

涼介
涼介
泣くなよー
「大丈夫、大丈夫」って言って


涼介は頭ぽんぽんしてくれた
あなた

お仕事ばっかでッ 一緒にいれない ッ からッ

あなた

もうあなたのこと好きじゃないのかなってッ



そう言った瞬間、


既に私は



涼介の暖かい体に包まれていた。

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