第11話

記憶
436
2017/11/20 09:21
夏休みも終わり学校が始まった


ほとんど補習で毎日会っていたから懐かしいったいう気持ちは全然ないけど
今はHLで文化祭の出し物の相談中

生徒
劇やりたいー、
生徒
いいね!2日目フリーだし
文化祭は2日間あり1日目は体育館発表で2日目は教室などでやる出し物なので劇をやると必然的に2日目はフリーだ
生徒
シンデレラとかは??
生徒
俺と結婚しよ!
生徒
やだーキモー!!
俺と結婚しよ??


なんだっけ??


思い出そうとするとこめかみ辺りが急激に痛くなってそこでわたしは意識を手放した







あれ?ここ、、、


公園??
公園の悪ガキ
こいつお父さんいないんだぜ
公園の悪ガキ
捨てられたのかー?
あなた

お父さんいるもん!!
今はお仕事で忙しいだけだもん!!

あなた

うわ〜〜ん。。。
うぅっうぅっ。。

公園の悪ガキ
うわーこいつまた泣き出したー
公園の悪ガキ
なーきむし!なーきむし!!!
??
お前らほんとなにやってんの?
あなた

みぃちゃん。。。

公園の悪ガキ
そいつが勝手に泣き出しただけだし!!
公園の悪ガキ
おれわるくねぇーもん!!
??
おんなをなかしちゃいけねーんだよ!!
あとあなた!俺の名前は湊!!
あなた

湊!

湊くん
よし!帰るぞ!
そういって手を引かれて家に帰った







次に気がつくとそこは保健室で保健室の先生に大丈夫?と聞かれた
湊くんのお母さんと話が噛み合わなかった理由も湊くんと手を繋いだときに懐かったのもわかったお祭りの時に頭が痛かった理由も


湊くんと前にあったことある


会ったことあるどころじゃなくてもともと隣に住んでたんだ
あのお祭りの時に聞かされたんだ


転校するって


その時に悲しすぎて記憶がなくなっちゃったんだ
その時にお祭りの景品のおもちゃの指輪を湊くんがつけてくれて
湊くん
大きくなったら俺と結婚しよ
そういったんだ
学校から連絡を受けて母が学校にやって来て母と帰ることになった

あなた

ねぇ、お母さん

あなた

わたし、湊くんといや、みーちゃんもともと隣に住んでたよね?

あら、やっと思い出したのね
よかったわね
そういって優しく微笑んでくれた
で、どうなのよ?
漫画みたいになってる??
あなた

全然!!わたしの片思い

いいじゃないの!片思い!!
辛くて楽しいじゃない!!
そんな高校生みたいな会話を母としながら帰った

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