思わず口が滑って本音が出てしまった。でもとぼけた顔してるから聞こえてなかったんだろうな。良かった…
あなた「ご飯食べて行きなよ、今日お母さん遅いからさ。」
(マサキ)「あー、じゃあお言葉に甘えて」
あなた「なに食べたい?」
(マサキ)「って、お前つくんの?!」
あなた「それ以外居ないでしょうが(笑)」
(マサキ)「怪我しそう…」
あなた「失礼だなー、私でもお母さん夜遅いときとかは自分で作ってるんだからね?」
(マサキ)「知らなかったわ…」
あなた「驚きすぎー!で、なに食べたいの?」
(マサキ)「そりゃ驚くよー。何でも、作れるもんで」
あなた「んー、あ、唐揚げ好きだよね?」
(マサキ)「あー、好きだよ」
あなた「じゃー唐揚げにしよ、買い出し行かないと。マサキも一緒に来る?」
(マサキ)「うん、行く。俺が1人でこの家にいんのもなんか変だし」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!