食事し終わってひと段落ついて。他愛ない話で盛り上がって気づいたら数時間経っていた。
あなた「あ、そろそろ帰る時間?」
(マサキ)「あー、ほんとだ」
あなた「今日はありがとね。質問も、色々楽しかった!」
(マサキ)「俺もお前の意外な一面見れてよかったわ。ありがとな。」
あなた「いーえ、また待ってるね?」
そう上目遣いで言ったのが、堪んなくて。俺の中で何かが爆発してしまった。
気づいたらハグをしてた。自分でもビックリした。
あなた「ま、さき…?」
(マサキ)「ごめん…今日の、お礼」
(あなた)「ふふ、ありがとね。また明日ね、」
(マサキ)「ああ、また明日」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!