(ユイ)「おはよー、今日は大丈夫なの?」
あなた「うん!おかげさまで!」
(ユイ)「よかったー、確かに顔色いいもんね。」
あなた「ってかねー、昨日LINE見たらマサキがノートの写メ送ってくれててびっくりしたんだけど(笑)」
(ユイ)「あー、なんか昨日珍しく起きてるし、やけに書き直してんなーって思ったらそう言うことね。」
あなた「そうなの?(笑)いやー、感謝感激だわー」
(ユイ)「そういえば先生も凄い心配してたよー。なんか知ってることあるかって聞かれた」
あなた「あっ、そっか…」
(ユイ)「え、何で動揺してんのよ(笑)なんかあったの?」
あなた「え、いや、動揺してないよ?」
(ユイ)「わかりやすいんだよあんたはー、あー!昨日保健室でなんか言われたとか??」
あなた「いや、特に何も言われてないよ、多分!頭撫でてくれた…くらい、?」
(ユイ)「なにそれ!イケメン〜、あんたはそれにキュンとしたの?」
あなた「え、いやまぁ少しね…?」
(ユイ)「恋しちゃってんじゃん!いやー、あんたがドキドキするなんてね?余程タイプなんだろうね!」
あなた「えー好き、なのかなー?頭撫でられたら誰でもドキドキしない?」
(ユイ)「まー確かに多少するけど、あんたのその顔見てる限り恋してるね。」
あなた「え、何で断定できんの!ちょっと!ねえ!」
急に走りだしたユイを追いかけながら叫ぶ。恋…?私とは関係ない言葉だと思ってたんだけどなぁ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!