第9話

友達
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2017/11/09 21:56
先生)今日は実験するぞー



生徒)はーい



先生)これをこうしてあーして…




最悪な事に私の班はららと同じだ。







らら
あなた?これ、やってー



それだけを言い残して他の班の歩美のところへ喋りにいった。



私の班の他の子はまだららに洗脳されてないから他の子に
あなた

ごめん、ちょっと疲れてるから寝とくね💧




こういって私は眠りについた。




私が起きると実験はそろそろ終わる頃だった
らら
あ、やっと起きた!
なんで実験やってくれなかったの?
あなた

あんたがやらないからそれを見習っただけ

らら
あんたの顔面ガスバーナーにつっこんでもいいんだよ?
あなた

やれるもんならやってみればいいじゃん




何私。
何ムキになってんの
あなた

もう黙ってよ。
あたしに関わらないで

らら
それはむりかなー笑



ららが向ける悪魔の笑顔の先には私のプリントが。
あなた

ちょ、何やってんの?

らら
あんたの顔はさすがに警察とか呼ばれても困るし?
あんたのプリントをバーナーで炙ってやってんの
あなた

あんたねぇ




ボコッ
あなた

え?

美紅
もう
見てらんない。




あたしがららを殴ろうと思ったのに、先に美紅がららを殴った。




それを見て先生は




先生)ちょっと!鍵村さんっ!なんで山田さん殴ったの?!!
美紅
大切な友達をいじめるのを見ていると体が勝手に動きました。


え、今私のことを大切な友達って言った?





やっぱり、仲間って必要なのかな…。







仲間って、いてもいいんだな。
なにも、ひとりが全てじゃない。









それを教えてくれたのは美紅だった。
【授業が終わってから】
あなた

美紅。さっきは、守ってくれてありがとうね

美紅
え、いえいえ!
なんか、スッキリしたわー
あなた

そっか笑

あなた

あたしさ、今まで友達なんていらないと思ってたの。

美紅
え?
あなた

ほんとは、すっごくひとりが好きなの。
でも、ぼっちってバカにされるのめんどくさいじゃん?

美紅
確かに。
あなた

だから、『仲良しごっこ』をしてたつもりだったんだけど、美紅のおかげで仲間というものを知ったよ。ありがとう!

美紅
そ、そんなに?笑
ありがとう//照れるなぁ笑
あなた

いえいえ!
私にとって始めての『友達』が美紅だよ。
これからもよろしくね!

美紅
うん!よろしく!

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