剛典&あなたペアと臣君&心優ペア
今市くんは一人で乗るのが寂しいからと
買い物をして、待ってるといっていた。
順番が来て私は剛典とのった。
剛典は少し前からだんまりしていて、
テンションが低かった。
すると、剛典はなにも答えずに抱きついてきた。
頂上につく前に剛典は体を離し見つめてきた。
私は恥ずかしくなりうつむいてしまった。
その時、剛典に顎をくいっとされ口づけされた。
キスされたのは観覧車の丁度てっぺんだった。
てっぺんでキスした人は結ばれるという。
本当なんだろうか…
私はすごくびっくりしたが、嫌ではなかった。
だから受け入れてしまった。
私たちは完全にスッキリはせず、
すこし変な感じのまま観覧車を降りた。
そのようすを今市くんが感じていた。
でもその時は何もいってこなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。