あなたっていう彼女が出来てから
3ヶ月目の記念日デート。
そんな記念日で初めてのおうちデートだから
今日の俺の張り切りようは半端ない。
朝からソワソワして落ち着き無くて。
こんな調子だからさっきも用意した皿を
2枚も割っちゃって。
時間にルーズな彼女だけど、
ここまで遅れたことはないってぐらい
遅いから嫌な予感が胸を過る。
ピンポーン
インターフォンがなり
急いで出ると
おっぱ呼びの破壊力は半端じゃない。
かわいい、かわいすぎる、、、、
今までの心配は何処かへ吹き飛んでしまった。
急いでドアを開け
エレベーターの前で待っていると
エレベーターが8Fにつき、扉が開いた。
申し訳なさそうに下を向くあなた。
洋服を見ると、
俺のドストライクじゃねぇぇぇか!!!!(心の声)
あなたは嬉しそうに
俺の後をとてとてとついてくる。
それにしても可愛い。
はぁぁぁぁぁ、癒やされる、、、
今日は一緒に買い出しに出て
夜ご飯を一緒に作って、
食べて、片付けて、
それから映画を見た。
するとあなたが突然、
って言いながら部屋を漁りはじめた。
あんなに短いワンピースで動き回るから
ちらっと見える太ももや細い二の腕に
目のやり場がなくて困る。
あぁ、今日はお家でよかった、
他の男に見られてたら俺、
死んじゃうところだった。(
こんなことを考えてるとも知らずに
あなたは部屋を漁り続けている。
おいおいおいまてまてまて
それは見ちゃいけないやつ、!
お、おっぱのコレクションが、、、!
ガタンッ
俺はアルバムを取り返そうとしたが
バランスを崩して彼女を
押し倒す形になってしまった、
くぅぅぅっっっ、、、、
何だこの可愛い生き物は、、、
薄っすらと涙を浮かべる彼女を抱きしめて、
そういって抱き締めてくるから
もう俺はもたなくて、
そういってベッドルームへ
彼女を運んだ。
NEXT 後編
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。