【シルクside】
モトキ🔓
シルク
なぁ、ちょっと相談。
モトキ
さっきのこと?
シルク
あぁ。やっぱモトキは分かってたんだ。
モトキ
うん。他は気づいてないと思うけど。
モトキ
で、何?
シルク
あなたのことで
モトキ
うん。
シルク
俺あなたのことが好きで、でもあなたはいっつもマサイといるじゃん。で、今日もマサイと来て、鬼ごっこもマサイと一緒にいるんだろうなって思ったら嫉妬で悔しくなって逃げてた。
シルク
それで探しに来たのがよりによってマサイとあなたで、本当のことなんて言えるわけなかったから嘘ついた。
モトキ
そっか。そんなことじゃないかとは思った。
モトキ
でもあなたには言えなくてもマサイには言っといたほうがいいんじゃない?
シルク
そっか。そうだな。
シルク
サンキュ。ちょっとマサイと話してくるわ。
マサイ🔓
シルク
おーいマサイ、ちょっと今いいか?
マサイ
なんだよ改まって笑
マサイ
急にどうした?
シルク
単刀直入に聞くけど、
シルク
お前ってあなたのことが好きなのか?
マサイ
え、なんで急に
シルク
いいから。
シルク
じゃあ俺から先に言うと俺あなたのこと好きだから。
マサイ
まじかよ。
マサイ
じゃあ言うよ!俺も好きだよ!
シルク
やっぱりな…俺もあなたのこと狙ってるからよろしく。
マサイ
おう、こっちも手加減しないから。
やっぱりマサイもあなたのことが好きなのか…今はマサイが有利なのか?でもあなたは誰にも分け隔てなく接してる感じがするから俺にもチャンスがあるのか?
結局鬼ごっこのこと話せなかったな…
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第14話 episode 8
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嘘だけついていればいい
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。